こんにちは。
気づけば、秋がもうすぐそこまで来ています。風は柔らかく、空の色も少しずつ深みを帯びてきました。僕の家庭菜園も、夏野菜たちがその役目を終え、少し静けさを取り戻しつつあります。トマトやナスはもう実をつけることもなく、ただ土の中で次の季節を待っているようです。
秋は、準備の季節でもあります。大根の種を撒きました。毎朝、その小さな芽がどのように育つかを確かめるのが、今の僕の日課です。時間はゆっくりと流れているように見えて、その実、野菜たちの成長は確実に進んでいる。そういうところが、少し不思議で、心地よいです。
土を掘り返して、そこに自分の手を入れるたびに、何かしらの答えがそこにあるような気がするんです。何か明確な答えではないにせよ、少なくとも、少しだけ物事がシンプルになる。だから僕は、この季節が好きです。
秋は、少しずつ深まっていくでしょう。その過程で、僕もまた少しだけ変わっていくのかもしれません。そう思うと、悪くない気がします。
それでは、また。
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